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SNSは能登半島地震でも両刃の刃、信頼出来る情報を!!

2024-01-05 00:00:00 | 防衛
1月5日、既に正月、年末年始休暇が終わって仕事始めの方もかなり多いのではないでしょうか。

貴方も貴女も、多くの方がそうでしょうね。
筆者もそうです。

それでも、今年は元旦の夕方に発生した「令和6年能登半島地震」で、元旦から正月気分は全て崩壊してしまいましたが。

そして、この地震は改めてSNSの価値が、防災などの危機管理や報道などと共に問われているのです!!


1月2日15時53分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「能登地震、SNSで性被害への注意喚起投稿相次ぐ 単独行動は避けて」の題で「能登半島地震」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。

『(前略)

«避難所にいる女の子は性暴力に気を付けてください»«男性の被害もある»«避難所の運営に関わる方もご配慮願います»

地震が発生した1日以降、X(旧ツイッター)にはこんな投稿が相次いでいる。

過去の災害では、避難所などで性被害に遭うケースがあっても、被害者と加害者がともに被災者という特殊な状況のため被害を訴え出にくく、泣き寝入りするケースも少なくなかったとされる。



平成23年に発生した東日本大震災を機に設立された「東日本大震災女性支援ネットワーク」が震災時の女性や子供への暴力に関する調査をまとめた報告書では、「避難所で夜に布団に入られた」「下着を脱がされた」などの性被害が相次いで報告された。

28年の熊本地震では、性被害に注意を呼びかける張り紙が避難所に掲示された。

SNSなどでは、寝ているときやトイレに行くときなどは一人で行動せず集団で行動する▽周囲の人と声を掛け合う▽不審な行動を見かけたり、されたりした場合は我慢せずに周りに伝える-などと注意が呼びかけられている。』


突然の避難生活ですから、避難者等の集団の中で、このような性被害が起きうる前提で考えなければなりません。
全ては性善説ではなく、性悪説で対処するべきでしょう。

一方、同日15時57分に同メディアが同特集・連載項目にて、「無関係の津波動画に、架空の住所から支援金要求 能登半島地震でSNSに偽情報拡散」の題で次のように注意警戒を呼び掛けています。

『(前略)

1日の能登半島地震の発生後、SNS上に悪質な偽情報が飛び交っている。東日本大震災時の巨大津波の映像を引用して避難を呼び掛けたり、実在しない住所から電子マネーによる支援金を求めたりしている投稿も。救助活動などに支障が出る恐れがあり、政府も注意を呼び掛ける事態になっている。

1日夜にX(旧ツイッター)で確認された投稿では、「北陸、新潟、能登半島の方 逃げてください」などとするメッセージに東日本大震災の津波の動画を添付。今回の地震による津波であるかのような印象を与える内容になっていた。閲覧回数は2日午後2時時点で6万回を超えている。



虚偽の地名を示した投稿では、石川県「川永市」や同県珠洲市の「大谷」などが確認できるが、いずれも実在しない。こうした地名を示した上で、「挟まれて逃げられない」などと救助を求めたり、2次元コードを付記して電子マネーによる支援金を求めるメッセージがあり、信用したとみられる人たちによって拡散している。

支援金を求めるメッセージについては、アカウント主から、「貴重なご寄付、心より感謝申し上げます。これからもご支援たまわりますようお願い申し上げます」などと、すでに入金があったことを示唆する投稿もあった。



岸田文雄首相は2日、官邸での記者会見で「悪質な虚偽情報の流布は決して許されない。こうした行為は厳に慎んでもらいたい」と呼び掛けた。

SNS上の投稿には真実の救助要請なども含まれており、偽情報が拡散すると救助隊などの判断を妨げる要因になる。災害時にはデマや尾ひれがついた情報が広まることも多く、全てを安易には信用せず、行政機関からの情報と照合するなど冷静な対応が求められる。』

能登半島地震という、多くの被災者が不幸な事態に陥っている事を利用した、SNSでの特殊詐欺や虚偽の情報拡散、許すまじ、です!!


今回の地震ではNHKの報道にて、目覚ましい働きがありました。
1月1日17時44分に同メディアが同特集・連載項目にて、「「テレビを見てないで逃げてください」 NHK女性アナの絶叫調呼びかけにSNSで称賛」の題で次のように伝えました。

『(前略)

NHKでは午後4時6分ごろに震度5強の地震が観測されて以降、特別報道番組に切り替わった。その後震度7の地震が観測され、津波警報が発令されると、担当の山内泉アナウンサーは「あなたの命に危険が迫っています。逃げてください」「テレビを見てないで逃げてください」などと緊迫感のある強い口調で避難を呼びかけた。

こうした呼びかけに、Xでは「避難を呼びかけている(強い口調の)声は本当に深刻なのだと伝わる」「東日本の時に大きな犠牲が出たことの教訓だと思う。真面目に自分たちができることが何かを考え続けてくれて、それを実行してくれてありがとう」などと称賛する声が相次いだ。』

筆者も能登半島地震の発生後のNHKのこれらの口調にて、津波や地震の被害から逃れて下さいの主旨の口調に、感動すら覚えました。
改めて報道の大切さ、そして事実に基づく発言が重要なのは言うまでも無いと実感しました。

報道とは、信頼出来る情報を、そして事実を伝える事のみに価値があります。
SNSでも同じでしょう!!


SNSは能登半島地震でも両刃の刃、信頼出来る情報を!!



1月2日、官邸にて「令和6年能登半島地震に関する非常災害対策本部会議」を開催し、発言する岸田文雄首相(中央)

出典:首相官邸HP


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