AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

文字が読める、ということはとても大切なこと。

2015年08月23日 | はるどん四コマ
はるどんが、自分のお小遣いで、杏仁豆腐やアイスクリームを買ってきて、冷蔵庫に「名前を書いて」入れています。

が、それがあまりにも小さく、気にされずに食べられることもあります。


まあ、それは、誤った後で書いたしておく、ということになるのですが、

お父ちゃんが、外出先からヘロヘロになって帰ってきて、

アイスを食べようと思って冷凍庫を開けたら、「はるどん」と名前のあるアイスクリームが。


お父ちゃんは抹茶アイスを食べるので別にかまわないのですが、

「あずきバニラ」というのは、

想像はつきますが、お父ちゃんからは買わないテイスト。


はるどんに、

 「面白い味のアイスを買ったんだね」と話しかけると、

 ? という顔。

 「チョコ味を買ったよ」との返事。


 困惑したお父ちゃんは、はるどんを冷凍庫のところまで呼んで、確認してもらいました。




「チョコだと思って買ったのに!」というはるどん。

ふたには、ローマ字でも、漢字ひらがなでも「あずきバニラ」と書いてあります。



お父ちゃんは、

「一体、何を読んだんだよ」と突っ込みましたが、はるどんの答えは、



「色を見たんだよー」



 でした。

 文字が読める、ということは、こういう時にとても重要だということを話して聞かせ、

 お父ちゃん自身、識字教育の重要性を再認識しました。


 お前がテストやら何やらで失敗する理由がよくわかったよ。
 読まずに、色で判断してるだろ。

 読め。それだけだ。
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