AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

年明けの授業も楽しい時間

2018年01月05日 | 日本語教育
今日は初級の授業の年明け一回目。

定番の、

 「冬休み、何をしましたか?」

と尋ねましたが、まあ、受講している5人、何もしていない。

 「友達とお昼ごはんを食べました」(冬休みじゃなくてもやってるだろう!)

 「部屋の掃除をしたり、日本語の勉強をしたりしました」 (大掃除? でも、これの日常じゃないか!)

 「土曜日と日曜日は休みませんでした。(ほう)月曜日、火曜日、水曜日、ジケンがありました。」(え!)

    「ジケン?ですか。」
 
    「はい。月曜日、火曜日、水曜日、ジケンを見ました」

    「なんのジケンですか?」

    「ケミカルの」

    「ああ、ジッケン(実験)ね。」


 「友達とムチのパーティーをしました」(は?)

 「楽しかったです」 (えーっと・・)

 「おいしいですが、危険です」 (ああ、モチ、ね)


 一通り聞いて、「じっけん」という語彙の拍の取り方に失敗しているのをフォローして、体を動かしながらリズムをつかませました。

 「モチ」ムチ」は、それぞれが何を指しているのかをイラストにして示すと、笑っていましたから、もう忘れないでしょう。


 体を動かす、笑う、怒る、泣くといった感情に動きがあったものは記憶に残りやすいので。


 それにしても、留学生の冬休み、人間関係がクラスメイトの中だけという閉じた関係になっていて、非常に気がかり。

 もう少し日本人と交流できればいいんだけど
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 想像できなかった対策 | トップ | 今日も春節祭 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語教育」カテゴリの最新記事