AWA@TELL まいにち

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プサン 9日目 ~ 古書店街と民俗博物館

2008年07月18日 | 研究
明日からシンポジウムです。ということで、プサンで自由に動けるのは今日が最後になります。
いろいろ動いてみました。

まず、釜山民俗博物館。
地下鉄1号線に乗って西面で降ります。東宝書籍の角を曲がるはずなのですが。

一度目、わかりません。カラオケ屋さん、食堂、屋台、駐車場、と雑然としています。

道を抜けきると、あってはいけないものが正面に見えたので、道を間違えたことに気が付きました。

戻ります。プジョン図書館の角を入ります。今度は大丈夫かな。

わかりません。やはり、カラオケ屋さん、食堂、屋台、駐車場と、雑然としています。
その道を1往復半して、見つかりました!

雑居ビルの5階です。これは驚き。
4階が博物館の事務室になっています。
エレベーターは、と見ると、何と「点検中」。汗をふきふき、5階まで上がってきました。

展示は、小民具が並んでいる小さなものでしたが、何というのかな、品よく並んでいました。ぜいたくを言うと、それぞれの解説をもう少し、というところかも。本を印刷した木版がてんじしてありましたが、何の木版かが分かると面白かったかも。

ゆっくり見て回りましたが、博物館の方がおいでになり、いろいろと教えてくださいました。もっとも、きちんと理解できた部分は少なかったと思いますが。

この博物館、個人の方が経営なさっているそうです。経営って言っても、入館料は無料ですから、ボランティアでの啓蒙活動のようなものでしょうか。
照明の費用、冷房の費用を出すために、寄付金箱くらいあってもいいかなと思いました。国公立の文化施設は無料が当然だと思うのですが、個人がやるものは有料でいいと思うんですよ。

さて、博物館を出て、ソミョンにあるらしい、「釜山電気電子卸売商店街」に行ってみました。日韓の電子辞書を見るつもりだったのですが、どうも違うみたいで、うろうろしましたが、断念して引き上げました。

日本で買う機種と韓国で手に入る機種とが同じメーカーなのですが、違うんです。ハードは見たところ同じなのですが、組み込んである辞書がね、違うんですよ。どちらがいいかなあと思いつつ、今回は買いませんでした。

それから、チャガルチまで戻って、古書店街に行ってきました。

古書と言っても新しいものが多いようでした。端から1件1件のぞいて、ありそうだと思ったお店では、日本の植民地時代の教科書やラジオ講座のテキストがないか聞いて回りました。親切なお店の人は、あの店に行ってみろ、と店を教えてくれたり。

結局、1件にありました。ありました。

日本時代の教科書が15,6冊でてきました。
1冊7万ウォンだそうです。ソウルでは10万ウォンになってきていましたから、あれから数年たっていることを考えると、まだ安いです。でもねえ、そうはいっても高いのですよ。とりあえず、絶対持っていないものを2冊だけ買ってきました。9月にもう一度プサンに来る予定がありますが、それまで残っているでしょうか。

お店の人、日本語が多少できます。
日本に3年前住んでいたとか。その頃だったら、教科書は4万ウォンくらいだったといわれまして、プサンの古書店街に出入りしていなかった自分を呪いました。

同じような研究をしている方から、プサンの古書店にはもう残っていないという話を聞いていましたが、今日のことはすぐにお知らせしようと思います。知っている方が持っていらっしゃるのは心強いですもんね。

それにしても、古書店街に来るまでの道が。
国際市場を突き抜けるんですよ。ここでコンセントのプラグのアダプターを買ったことがありますが、すごい賑わいですね。

国際市場では、パッピンス(かき氷)を食べました。

朝ごはんはキンパプ、お昼御飯はムルネンミョンをいただきました。

晩御飯?

今晩、このホテルにシンポジウム参加者が集合するというので、待っているところですが、一人で食べに行ったほうがいいのかしら?
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