日本学生支援機構の奨学金ですが、こんなニュースが出ておりました。
返還が滞っていた場合、クレジットカードを作ることや、ローンを組むことが難しくなるということのようです。
基本的には賛成するのですが、前提を見直してみては、と思ったり。
僕も高校時代から博士課程修了まで、当時の日本育英会から奨学金をいただいておりました。大学時代は、返還免除規定がなく、金利のかかる第二種(当時)も併行してお借りしていました。
大学院の修士課程進学時に一年浪人をしましたので、いわゆる『免除職』というモノについても、それまでの奨学金は返還義務がありました。卒業して浪人するよりも、留年した方がいい、という妙なことになるわけです。まあ、終わったことですからどうでもいいのですが。
金利がかかる部分は、就職してから妻が上手にやりくりしてくれまして、返還を一気に終わらせました。それから、免除規定から外れた部分についても、何とか返還が終わりました。
思うのは、何で日本の奨学金というのは、基本が『借金』なのか、ということ。
お金がなかったら進学しなくてもいい、という意見は当然ありますし、傾聴に値します。学びたいことがないまま、進学しても意味がないと思いますから。
一方で、学びたいことがあるのに、経済的理由で進学を断念せざるを得ないというのも、問題は大きいです。貧困や生活環境の悪循環が起こりかねないからです。
卒業後、職が見つからなかった学生たちに返還義務があり、職が見つかった学生には、職によって返還義務が免除されるという規定は、在学当時からちょっとおかしい、と思っていたのですが、基本が『借金』だというところがそもそもの原因。
奨学金は、基本として渡しきりにするべきです。
その代わり、アルバイトの制限とか、出席日数の規定なんかを厳格にしてはどうでしょうか。
まあ、それはそれとして、僕自身、お借りしていた奨学金は1000万円近くになります。これをどうするか、職を持っている人でさえ、ちょっと躊躇しますよね。まして、職が見つからない人にとって、この金額は。
私が学生の時よりも、遙かに借りやすくなったそうです。
借りやすいのはいいですが、卒業と同時に、借金漬けになっている学生を多数輩出するというのはどうかと。
返還が滞っていた場合、クレジットカードを作ることや、ローンを組むことが難しくなるということのようです。
基本的には賛成するのですが、前提を見直してみては、と思ったり。
僕も高校時代から博士課程修了まで、当時の日本育英会から奨学金をいただいておりました。大学時代は、返還免除規定がなく、金利のかかる第二種(当時)も併行してお借りしていました。
大学院の修士課程進学時に一年浪人をしましたので、いわゆる『免除職』というモノについても、それまでの奨学金は返還義務がありました。卒業して浪人するよりも、留年した方がいい、という妙なことになるわけです。まあ、終わったことですからどうでもいいのですが。
金利がかかる部分は、就職してから妻が上手にやりくりしてくれまして、返還を一気に終わらせました。それから、免除規定から外れた部分についても、何とか返還が終わりました。
思うのは、何で日本の奨学金というのは、基本が『借金』なのか、ということ。
お金がなかったら進学しなくてもいい、という意見は当然ありますし、傾聴に値します。学びたいことがないまま、進学しても意味がないと思いますから。
一方で、学びたいことがあるのに、経済的理由で進学を断念せざるを得ないというのも、問題は大きいです。貧困や生活環境の悪循環が起こりかねないからです。
卒業後、職が見つからなかった学生たちに返還義務があり、職が見つかった学生には、職によって返還義務が免除されるという規定は、在学当時からちょっとおかしい、と思っていたのですが、基本が『借金』だというところがそもそもの原因。
奨学金は、基本として渡しきりにするべきです。
その代わり、アルバイトの制限とか、出席日数の規定なんかを厳格にしてはどうでしょうか。
まあ、それはそれとして、僕自身、お借りしていた奨学金は1000万円近くになります。これをどうするか、職を持っている人でさえ、ちょっと躊躇しますよね。まして、職が見つからない人にとって、この金額は。
私が学生の時よりも、遙かに借りやすくなったそうです。
借りやすいのはいいですが、卒業と同時に、借金漬けになっている学生を多数輩出するというのはどうかと。
借りてる側で偉そうにはいえないですが