AWA@TELL まいにち

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日本語サロン研修会~中級レベルの論述文の指導法

2010年05月29日 | 日本語教育
凡人社さんからご案内をいただいたので、出かけました。

日本語サロン研修会~中級レベルの論述文の指導法(友松悦子先生)

初級や上級は自分なりの取り組み方や指導方法がある程度確立しているのですが、中級はどうもやりにくい、そんな印象を持ち続けて日本語教師をしているのですが、今日のお話を伺って、ぼんやりとしたイメージができてきました。

論述文の取り扱い方など、いくつか、なるほど、と思いました。

やはり、いろいろな先生のお話を聞くのはいいことです。

残念なことに、うちの学生さんは誰もいませんでした。

1000円の参加費なんですよ。出ないお金じゃないと思うけどなあ。

大学の講義で扱う教授法は、コースデザインの話、シラバスリストの作り方などから始まり、代表的な教授法や、教授法の歴史などをしゃべりますから、初級の指導方法、中級、上級など、時間をかけることができても1回90分くらいです。
実習で中級の指導をしますが、学習者さんのレベルは実際は初級なんですよねえ。
初級の実習は、選択ですし、上級の実習は大学内ではやっていませんもんね。

なので、こういう機会を大切にしてほしいと思うわけです。

ま、来週から教育実習だし、そんな余裕はないかなあ。

でも、日本語学校に就職した卒業生から、「中級の指導方法や上級の指導方法をもっとやってほしかった」という話を聞いているので、いろいろ考えちゃうんです。
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2 コメント

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中級・上級 (酒井)
2010-05-29 23:02:23
私も、中級・上級を勉強したかったなぁ、と思っている今日この頃。
きっと先生たちがいろいろなところでチャンスを下さっていたのに、結局自分がやらなかったのかも・・とも思うのです。

今は自分が日本語教育に関わっているからそう思いますが、自分の進む先に日本語教育が見えなかったら・・必要ないと思うのかもしれませんね。
ちょっと先輩としては悲しいですが。

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中級はねえ (管理人)
2010-05-29 23:25:28
中級のクラスがきちんとレベル設定できていないのが原因の一つではあります。

設定できていても、大学の留学生だと学習目的の多様性が表れてきていて、共通の教材でやりにくいですよね。

今日研修を受けてきた論述文ということであれば、大枠で、みんなにあてはめられるのではないかと思いました。

ま、帰国してきて時間があったら、中上級のお話をしましょう。
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