AWA@TELL まいにち

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ぷくの考え

2016年12月04日 | ぷくの思い
あれは、小学校入学時だっただろうか?

ぷくに自転車を買ってやったのですが、ほら、方位磁石とか、時計とか、スピードメーターのようなギミックの付いている自転車を買ってやったんですよ。

で、近くの公園に乗っていったら、近所の子どもたちがわらわらと寄ってきて、そのギミックをいじり倒したらしく、

当時、非常に不満そうな顔をしていたのです。

ま、気持ちはわかるよ。

自分のおもちゃなども、新品のときはあまり人に触らせたがらなくて、ま、それはそれで、いいのですが、わりと淡白な感じで、触ったところで激怒して暴れるということはない、もののわかった息子ではあります。


さて、上の漫画にも書いたのですが、

ある日、大学から戻ると、ぷくが、

「ごめんなさい、お弁当箱を壊しました」

と告白。

話を聞くと、カバンから出して床に置いていたところを踏み抜いたそうな。


まあ、けがをしなくてよかったね、ということにはなったのですが、

件の弁当箱、

お父ちゃんが、ダイエットとお小遣い節約のためにお弁当を持っていくことにしたときに、

お店でセールになっているタイミングで、重さ、大きさ、洗いやすさ、詰めやすさ、丈夫さ、もちろん通勤時のかばんへの収納のしやすさ、場所ふさぎの様子など、行ったり来たりしながら吟味して買った思い入れのある弁当箱。

ぷくが中学校に入ると弁当がいるということになり、

それまでの弁当箱では量が足りないというから、お父ちゃんの弁当箱を譲ったのでした。

お父ちゃんはその後、はるかに安い弁当箱を買いなおして、今使っています。


まあ、そんなこんなで、冒頭の「ごめんなさい、お弁当箱を壊しました」につながるわけだ。



ないものは仕方がないので、今回は、好きな弁当箱を買って来いということになって、お母ちゃんがお金を渡したところ、

ぷくは東急ハンズで素敵な弁当箱を買ってきました。

・・・・・前のより量が入るじゃないか。いったいいくら食べるつもりだ。

と思いつつ、弁当箱を見せてもらいました。



そのとき、ふと、上に書いた自転車の騒動を思い出し、



新しい弁当箱、誰も触らせないからね。新品で、自分で気に入った弁当箱だから。だから、最初に洗うのも僕だし、最初に弁当を詰めるのも僕。誰にもさせないからね。



というかと思ったらそうではないようで、

弁当箱は台所に置かれたままですし、

詰めるのも、親の仕事になりそうです。


思うようにはなりませんねえ
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