AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

『知ること』の重要性 追記

2016年10月25日 | 日本語教育
でね、

これまで、

大学に留学生として在籍している人に日本語を教える、という仕事がほとんどで、

たまーに、土曜親子日本語教室で教えたこともあったけど、

今年、初めて、EPAの候補者の皆さんに日本語を教える仕事をして、

新聞や本でしか知らなかったことが、実体験としてわかるようになって、


自分が日本語教育を通じてかかわっていたのは、やっぱり、ほんの一部の人たちだけだったんだなあ、と

あたりまえだけど、改めてそのことに気づいて、


様々な日本語教育に関する施策が講じられる中、そんな多様な人たちを網羅できるようなものは実際には無理だと思いつつも、

どれだけ多様な人たちをイメージして対応しようとしているんだろう、ということを考えるようになりました。


日本語学校で教えた経験がないから、検定試験対策の授業というのは苦手で、

気が付くと、一人で解説し続けているという、今までやらなかったスタイルになっているのが、自分のストレスになっているような気もします。


ま、それはそれで。


いろんな母語の学習者さんがいて、いつもその母語の影響や、反応を楽しみにして教えているんだけど、


もっと、いろんな人と接していきたいなあと思うこの頃でした。
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