ビュッフェスタイルに運のない私

もう７年も前のことになります。

就職１年目で、ボーナスが出た時だったかなあ、大学院時代の友達に声をかけて、焼肉食べ放題に行きました。
いろんな料理が並んでおり、肉も各種。
どれから食べようかなあとわくわくしながら、１回目のお肉バイキングを終え席に戻ったところ、その友人がなんとステーキ肉ばかり５～６枚取ってきておりました。それも大きいんですよ、僕の手のひら二つ分はある大きさで、厚みも手のひら並み。

「上田君と一緒に食べようと思って！」ということで、一緒に食べたのですが、さすがにステーキ肉ばかり３枚はきつく、後は何かデザートを食べて退散した記憶があります。

さて、今回の発表のビュッフェも、おいしいのは確かでしたが、ちょっとした行き違いが。

中華料理のビュッフェでしたので、回るテーブルが付いておりまして。
私の先生が、
「上田君、大皿にいろんな料理を取ってきて。それを真ん中に置いてみんなで取って食べよう」とおっしゃったので、大皿に唐揚げや餃子、野菜炒めなどを大量にとって持って帰りました。１回目の量を見た先生が、「そうそう、そんな感じ」とおっしゃるので２回目の大皿を持って出動したのですが、連絡がうまくいっていなかったようで、ほかの方は他の方で個人用のトレイをおとりになって、料理を盛り付けなさり始めたわけです。

結果として、私と先生以外の方は、みなさん、自分の食べられるだけの量を盛り付けたトレイを前に置かれ、丸テーブルの上には大量の料理があるという状況に。

自分の好きなマーボー豆腐や餃子をたくさんという夢は破れ、誰も手をつけないどんぶり１杯分のチャーハンなどを頂いておりました。

食後のデザートも、そんなこんなで似たようなことになったのですが、いい思い出になりました。

韓国語漬けになったのはほんの５時間でしたが、聞き取りの能力はなかなか身につかないなあということを実感したのと共に、韓国にいた２年間、もう少し何とかならなかったのだろうか、と思いもしました。

来週木曜日からしばらく韓国です。
いい予行演習になりました。

ビュッフェねえ。