今日は、済州島の東側へ出かけました。
まず最初は、南東にある「済州民俗村博物館」です。
雨水をこうやってためたそうです。水がとても貴重。
きぬた。
トイレ用のブタ。
イタチなどを捕まえるための罠らしいのですが、使い方が全く分かりません。
日本でいうところの「がんじき」ですな。雪深い山間地域では重宝したそうです。
サボテン飴を売っていたので買ってみました。
韓国の伝統的な飴にサボテンのエキスが入っているというか…
疲れた体に程よい甘さです。
民俗村博物館を出て、ソプジコジという海沿いの名所へ。
なんかのドラマのセットをそのまま残して観光地化したそうです。すごい人でした。
お昼ごはんはこちら。
アワビのおかゆを食べようということになっておりました。
サザエのつぼ焼きも出てきました。
食堂から見えるのは、
城山日出峰(ソンサン イルチュルボン)。
これに登ろうという話になっております。
この山のふもとにも回天の基地跡。
気を取り直して山に向かいます。
やっと頂上の展望台。
頂上からは絶景が、というのはうそではないのですが、どうだろうなあ、この疲労感とあの達成感との釣り合いを考えたら、僕の場合は疲労感が勝ちかも。天気がいまいちだったのも原因かもしれません。
登りはよかったのですが、高所恐怖症なもので、くだりは手すりを握りながらビクビクと降りました。
続いて、「海女博物館」へ。
イベントで、海女の方の歌や踊りがみられました。
国立済州博物館へ移動します。
移動の車窓から風力発電のプロペラが見えました。
で、博物館。
写真は撮れませんのでありません。
気付いたことをいくつか。
済州島の昔の名前「耽羅」の展示があるのですが、固有ということを打ち出したいためにどうしても韓国のほかの地域を取り上げる必要があり、相対化しているようでできていないような気がしました。また、展示物がもう少しあってもいいかなと。
日本の植民地統治や豊臣秀吉などに触れた展示はなかったように思います。その代わり、モンゴル軍に抵抗した歴史が大きく扱われていました。
拓本の体験コーナーに行って3枚やったのですが、あれは拓本じゃなくて版画でした。
「拓本」と銘打ってあの作業を子供たちにさせるのは大きな間違い。
学芸員さん、拓本と版画の違いを分かってやってるのかしら? かなり心配になります。
晋州博物館や仁川空港の拓本体験はきちんと拓本ができますよ。
さて、晩御飯は。
こちら。
ホヤビビンバ。
海の香りが口に広がるビビンパは初めて。
それから、
チュオタン(ドジョウ鍋)でした。