AWA@TELL まいにち

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資料検索ガイダンス~附属図書館で

2007年06月14日 | 日本語教育
日本事情という授業、前期は日本の諸問題を考えています。
これまではもっぱらそういった諸問題を扱ったテレビ番組を見てきたのですが、来週からは、その諸問題のウチ、自分が関心を持ったものについて調べて発表資料をまとめていくという作業になります。

1年生が受講していますから、「調べて発表」と言ったところで、そのまま放り出すわけにも行きません。

で、今週の授業は、附属図書館での資料検索ガイダンスです。
附属図書館にお願いしてこのようなガイダンスを行うのは、僕の授業では2回目です。

一般の学生向けのガイダンスもあるのですが、そこは留学生、漢字語彙ばかりでは困りますので、わかりやすくやっていただくとか、質問をしやすく、ということで、別途お願いしました。

前回お願いしたときよりも、図書館の方の対応も、説明も格段にわかりやすくなっていて、ありがたく思いました。

学生は、今日の授業を踏まえて、新聞記事の検索などを行うことになります。

今覚えておくと、レポートや、論文の時に楽ですからね、まだ気持ちに余裕があるウチにやっておきましょう。

上級の授業は初級とは違った難しさがあります。
学生個々の日本語力の開きが大きければ大きいほど、一斉に授業を行うのが困難になります。
それぞれの学生の到達目標を別個に設ければいいのでしょうが、これもなかなか難しいのですよ。
上にあわせれば、日本語力が劣る学生にとっては座っているだけの時間になりますし、下にあわせれば、ネイティブ並に話せる学生にとっては退屈なだけの授業になりますから。

いや、悩ましいです。ほんとに。
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