AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

結局は学習者にとって最大の効果が上がること

2015年07月25日 | 日本語教育
日本語だけで日本語を教える、ということを基本に教授法の授業も実習の授業も指導しています。

ただ、すべての学生が私の話したこと、伝えたいことを聞き取っているわけではなく、

単に媒介語を使わない、ということだけに意識を向けてしまって、うまくいかないこともあります。

教員が辛そうな顔をしたり、わかんないなーという顔をするのは、演技ならともかく、

心からのものであると、見ていてしんどいです。


ま、それは本題ではないので。


今回は、文構造の視覚化、ということを意識した教授法の講習会です。

すぐにでも応用できそうと思うこともあり、

ハードルが高いなーと思うこともあって、

講習を受けている時は、いろんなことを自分に引き寄せて考える機会をいただいています。

視覚化できると、子供にも、大人にも使えると思いますし、

以前発音指導で学んだヴェルボトナル法と同様に、

聾の方々にも利用できる指導方法だと感じました。

いただいた資料や教材を夏休みにはゆっくり読んで、後期の授業に活かすのが、今の野望。

科研の報告もあるから、専念はできそうにないなー。
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