AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

師範学校の資料

2009年03月03日 | 研究
図書館から、師範学校で使用されていた教科書などを借り出して読んでいます。
愛知教育大学は、愛知第一師範学校と愛知第二師範学校、愛知青年師範学校が前身です。岡崎にあった高等師範学校は、名古屋大学教育学部になります。
ま、それはさておき、師範学校時代の教科書を借り出したのは、当時、教員になろうとしていた人たちがどのような教育を受けていたのかという素朴な疑問から。

筑波大学の前身である東京高等師範学校と広島大学の前身である広島高等師範学校の卒業生が朝鮮半島にはかなりの数渡っているのですが、愛知教育大学の前身であった3師範学校の卒業生はどうだったのかなというのも、素朴な疑問。その辺りを少しずつ調べています。

で、国語科の教科指導の教科書にもしかしたら植民地の師弟教育についてのことが書かれているのではないかと考えたのですが、それはちょっと都合が良すぎたようです。
次に韓国に行ったとき、ソウル大学の図書館に入れていただいて、資料を調べてみることにします。

でも、ちょっと気になる記述を見つけています。
裏づけが取れたら、どこかに発表しますね。

筑波大学や広島大学でも、同じように師範学校時代の教科書などを調べに行きたいというのが、今の希望ですが、あと2年、個人の科研が残っており、こちらはラジオ放送の研究を、あと1年分担者になっている科研が残っており、こちらは移住漁村における日本語教育の研究をすることになっています。加えて、記念論文集の原稿の締め切りも6月に迫ってきており、ちとあわただしい状態です。最後の論文集の原稿に役に立つカナと思って調べている師範学校時代の教科書。

明日はちょっと雑用がたまっているので無理ですが、また時間を作って書庫にもぐってきたいと考えています。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ぷくの名言 | トップ | 靴べら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

研究」カテゴリの最新記事