AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

BREAK

2014年07月22日 | 日本語教育
「壊れる」「割れる」「折れる」、これらは英語で全部「break」なわけじゃないですか。

先日、これを教えている学生さんが四苦八苦。学習者さんの母語を踏まえた分析ができてなかったねー。

と、いうことで、1年生の授業でも取り上げて、その場で一緒に考えてみました。

でも、あんまり深まらなかったなー。


「割れる」という言葉は、「固いもの」というこだわりがある学生さんが多くて、「風船が~」という例なんかが出てくると、途端にどうしていいかわからない状況に。


ま、それはそれとして。

さっき妻と話していたのですが、お父ちゃんのところにやってくる怪しいダイレクトメールに、

「夏休みまでに割れた腹筋を!」

みたいなのがあって、

そうか、腹筋は割るんだ、と。

腹を割る、は全く別の意味になるし、「break」だからといって「腹を壊す」にしたら意味が全然違うし、なんか面白いなあと。


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