AWA@TELL まいにち

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何に貢献できるか?

2015年02月25日 | 日本語教育
日刊建設工業新聞さんの2月9日の記事に

「国交省/外国人受け入れ推進機関、2月中に公募開始/巡回指導や母国語電話相談」

というものがありました。


オリンピックに向けて高まる建設需要を満たすための外国人受け入れですが、これまでの研修生制度がいかに未整備のものであったのかを折に触れて見聞きするもので、とても心配です。

摩擦を減らすために別々に居住したほうがいいという意見まで出てくるのを見ると、多文化が共生できる社会を作り上げようという努力は、いつになったら実るのか、とても不安になります。


少なくとも、働く外国人の方々の給料の中抜きということは行わないよう、生活を守るあらゆる手段を講じていただきたいと思います。

特別なことをしろというのではなく、日本の労働者と同じだけの権利を認めたい、というだけのことなのですよ、そして、日本での生活を楽しく送ってほしいと考えます。


日本語教育が役に立てることは何だろう。


日常生活のあらゆる場面で外国の方と接することが多いのに、意外と日本語教育の重要性が認められていないような気がします。
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