AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

外国人児童生徒学習支援プロジェクト

2014年03月26日 | 日本語教育
さて。

北海道教育大学(H)、愛知教育大学(A)、東京学芸大学(T)、大阪教育大学(O)が連携して教員養成をより高度化していこうという、通称HATOプロジェクトに、外国人児童生徒支援の活動が、来年度から参加することになり、この課題の幹事校として愛知教育大学が動くことになりました。

「先導的実践プログラム」の中の一つで、プロジェクトの代表のような形で動きます。

今日はその初めての会議。来年度の事業説明と意見交換会になりました。

HATOプロジェクト の ホームページはこちら。

リソースルームのホームページはこちら。

4月から、小中学校における日本語教育が、教員免許状を持つ人が担当しなければならなくなり、大きな制度の変化があります。

これまでは、日本語教育や異文化間交流といった仕事は、関心のある教員や、外部のボランティアの手によるものでしたが、これからはそうではない、ということで、教員養成段階での日本語教育の知識を持たせるということが一つの重要な課題になりそうです。

これまで進めてきた活動は、

 関係する授業の提供
 学生ボランティアへの研修、相談活動
 学生ボランティアの募集、管理

 周辺四市の小中学校へ学生ボランティアを派遣
 現職教員の方の研修会の講師
 地域のボランティアの方々への研修会の講師
 教材の作成
 幼稚園・保育園ガイドブックの作成

 児童生徒の言語能力の測定
 授業の参与観察

 講演会や研修会の企画

 土曜親子日本語教室の運営

 といったところでしょうか。

 この事業では、これらの活動に加え、日本語指導を担当なさっている先生方の間での情報や教材教具、指導方法に関する情報の共有や、学生ボランティア活動の単位化、といったものを考えていきたいと思っています。

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