AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

学校現場に日本語教育が関われること

2018年05月28日 | 日本語教育
夜間中学でのお手伝いは、表題に書いた通り、

学校現場に日本語教育が関われることは何か、を実地に知ることが目的の一つです。

翻って、教員養成で学んでいる学生さんに還元できるものを見つけなければならないと思い、毎回、とても楽しく参加しています、。

話し方、板書の仕方、配布物の工夫、いろんなところを観察して、すこしでも現場にお返ししていきたいと思います。


それにしても、夜間中学校担当の先生方の授業、面白いですよ。


生徒さんの反応を見つつ、毎回、いろんな配慮が加えられた授業になっています。

高校受験を意識すると、当然、どんなに難しくても教えなければならないこともあり、ある日は、最初の数文字の漢字を写すだけで生徒さんは終了してしまうこともあって、その辺りを毎回、先生方が工夫されています。

工夫の方向を有意義な方向に向けられれば、私も仕事をしたという感じなんですが、

今年度は、とにかく観察。

先生がtがとおはなしするのも、その授業の意図を教えていただくような時。


教育実習生の授業や現場観察の引率のような、数時間では気がつかないことを毎回勉強しています。

こんなに、必死に授業を見せていただくなんて、学生時代にはなかった。

この観察、日本語教育専攻の学生さんにもさせたいなあ。

そのあたりの仕組みづくりも、そのうち考えて行こう。


では、そろそろ教室に移ります。


今日は、国語と理科。
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