AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

骨董市で

2018年03月29日 | 日本語教育
骨董市に出かけました。

時々、妙な出物があります。


探している、戦前のラジオ講座テキストや、植民地における日本語教育関連のものはなかなか出てきません。


が、


日本最初の国勢調査に先立って行われた、練習用というか、予備調査というか、その調査用紙が出てきたり、

旧制中学校の生徒さんの夏休みの日記帳が数年分出てきたり、

戦前の小学校の卒業記念写真集が出てきたり、と

周辺分野の資料が時々出てきます。



しばらく忙しくて行けなかったのですが、先日、やっと時間ができて、見に行ってきました。



会場の桜も見事。

今回はこんなものを買ってみました。




そうです、明治政府の「地租」の基準になる「地券」です。10枚くらいあります。


見ると、明治8年発行ですが、地租3%が重いということで、明治10年から2.5%になるんですけど、それがしっかり記載されているという、面白いもの。


歴史の中で生じた色々なものが、教科書の記述だけでなく、こういった実物から読み取れるのが、とても面白いですよね。

新年度、こういったところにもっと通えるといいのですが。

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