AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

日本語Ⅵ が 始まりました。

2016年10月21日 | 日本語教育
今年度から、学部の正規生向けの日本語の授業の一つ、「日本語Ⅵ」を担当することになりました。

もう昨日は3週目だったのですが、

1週目も、2週目も、教育実習の研究授業を見に行ったために、休講にしました。

留学生向けの授業を休講にするというのは、結構ハードルが高いわけですよ、それで、教務課や国際交流センターにも案内のビラを置いていたのですが、

受講人数が4名程度だと推測(科目等履修生の一人、案内のビラにあった指示通りにメールを送ってきた学生が3名)していたのですが、

ふたを開けたら、8名。それと、日本語教育コースの学生が二人、見学兼お手伝いで混じってくれています。


内容は、徳島大学にいた時にやったネタですが、日本の伝説や昔話を紙芝居などで紹介し、

知らない言葉や表現を指導し、

宿題で自分の日本語でその物語を再現させて書かせる、というもの。

加えて、自分の国の伝説や昔話を、最終的には本にするか、子どもたちの前で読み聞かせをするかして公表する、ということを狙っています。


昨日、その一回目で、「桃太郎」の話を取り上げました。

徳島にいた時には、「日本語」そのものを専攻している学生さんが対象ではなかったのですが、

今回は、自分の国で日本語を主専攻していた学生さんばかりということもあり、


みんな、桃太郎を知っている、というハプニング。


それでも、紙芝居で紹介したところ、結構いろんなところに引っかかりました。


漢字で書けばわかるんだけど、音だけだとわからなかったものも結構あったねー。


レベルがN1~N3(交換留学生)程度だと思うんですが、まあ、ぼちぼちとやっていきます。


7年くらい前に、日本語教育学会の中部地区研究集会でこのネタは発表したことがあります。

今年はどんなことになるのか、とても楽しみです。
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