小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

小林秀雄の筆致

2016年04月01日 | エッセイ・コラム
         ▲鶴丸透鍔、移動できず仕方なく冒頭に載っている。   過日、水墨画の展覧会に行った帰り、小林秀雄の「鉄斎」を読もうと思った。読んだのであるが、当てが外れた。私が読みたいと、確認したいと思ったことが書かれてない。つまり、記憶違いなのだが、自分が情けなく感じ、本を放って置いた。 暫くして再び本をとり、読み返したら「鉄斎」ではなく、目当ては「雪舟」の方だと判明 . . . 本文を読む