小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

安冨歩と、星の王子さま

2016年05月20日 | エッセイ・コラム
  1998年9月、マルセイユ沖リュー島付近で、キラキラ光る腕輪が漁師の網に引っ掛かった。それは銀のブレスレットで、Antoine de Saint-Exupéry(Consuero)の文字が刻印されていた。 文字通り、「星の王子さま」を書いた作家アントワーヌ・ド・サンテグジェペリのもので、括弧内のコンスエロとは彼の妻の名前である。後年、海底で機体も発見され、操縦者はサ . . . 本文を読む