小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

シオランのように

2016年05月27日 | 日記
  日本人ほどのオプティミストはいない。真理という峻厳なるものに到達し、知り・悟りえたものを授け、私たち日本人を覚醒に導いたものは只一人もいない。また、真理が一つだけではなく、相対するものであり、かといって二元的ではなく宇宙に拡散していく方向性をもつこと。つまり、無数の真理が実在することさえ気づかない。かつて自力で文明を築きあげた民族の末裔、或いは砂漠の民でもいいが、この日本人の阿呆ぶ . . . 本文を読む