竹下節子氏との若干の応答 ① 2017年08月31日 | エッセイ・コラム 本当に弱い人は常に淘汰されてきた。今ここに生きている私たちは、歴史のどこかで強者に与して弱者を踏みにじって生きのびてきた人たちの子孫なのだろう。その意味で私たちはみな差別者、強者、または強者への追従者を先祖に持つ。その先祖の銅像を拝むことも辱めることもしたくないが、そうして命を受け継いできた者として、みなが、自分の代で少しでも他者を排除しない共生の道へと舵を切る努力をすることが「先 . . . 本文を読む