小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

記憶は何のためにあるのか

2018年05月16日 | 日記
せいぜい自分に恥をかかせたらいいだろう。恥をかかせたらいいだろう、自分の魂よ。自分を大事にする時などもうないのだ。めいめいの一生は短い。君の人生はもうほとんど終りに近づいているのに、君は自己にたいして尊敬をはらわず、君の幸福を他人の魂のなかにおくようなことをしているのだ。 マルクス・アウレーリウス『自省録』(神谷美恵子訳)より   ▲遺伝子、種というのは、記憶の基だといえないだろ . . . 本文を読む