小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

贖罪に終りがあるのだろうか

2018年08月08日 | エッセイ・コラム
  近代法において、「戦争」における兵隊の戦闘行為を罪に問うことはできない。いかなる方法で敵を死に至らしめても、その兵士が一個人として「殺人罪」に問われることはない。 戦前の日本は、多くの民間人を徴兵した。そして、一人前の兵士に育てあげるのだが、敵を人間と見做さない冷徹な訓練をうけさせた(今の自衛隊は違うだろうが・・)。 敵は人ではない、モノとして見做さないと、銃弾を撃つことはでき . . . 本文を読む