小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

北欧映画について、断片的に

2020年09月25日 | 芸術(映画・写真等含)
最初、デンマークの作家ユッシ・エーズラ・オールスンの警察小説〈特捜部Q〉シリーズの新作『アサドの祈り』の読後感想について書こうとしていた。 その導入として、北欧の映画にふれる必要があり、何としたことか、こちらの方に比重がかかり、自前の思考分裂がはじまった。この際、結末がどうあれ、北欧映画について書かないと、自分のなかで収まりがつかない。それにはまずベルイマンを語るしかない、ということの前書きであ . . . 本文を読む