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W坂にくると 思い出が 手を振る

 犀川に架かる桜橋を渡ると、寺町台の崖が目の前に迫ってくる。見上げるとつづら折りとなった階段道が、上まで伸びている。それが「W坂(ダブル坂)」。 途中まで登ったとところで振り返ると、桜橋の道路と犀川の流れが、樹々の枝葉の隙間から涼しげによく見みえる 更に少し登ると、井上靖の『北の海』のW坂を著した部分の碑がある。井上自身が旧制四高の卒業生であることはよく知られたところ。  登 . . . 本文を読む
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