金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
あさみちゆきの“歌の力”
あさみちゆきが高岡に来ると知り、早速 行ってきた。通常のコンサートではなく、クボタ(耕運機やトラクターの農業用機械メーカー)さんの顧客感謝祭の「歌謡ショー」への出演。まあ“ライブ”と言えば言えなくもないが・・・
大型トラクターのずらりと並んだ 展示館の一角に小さなステージが設えられていました。なんでこんな有名な歌手を こんな会場の、しかも余興で歌わせるんだ!!とファンの一人としては憤慨してしまったが、そこはちゆき嬢、にこやかに「ジーザス小父さん」を歌い始めました。
その途端、いままでトラクターの商談に熱心だった農家のおじさんも、うどんコーナーでおにぎり食べてたおばちゃんも、一斉に顔をあげ 振り向きました。
さすが、あさみちゆき。プロの歌手はこうじゃなくちゃ。別にその人の歌を聴きに来たわけでない、普通の通りすがりのおじさんおばさんの、足を止め、耳を向かせる力を持ってるよね あさみちゆきは。
普通のコンサートは写真撮影禁止だろうが、この手の企画はフリーなので(ほんとはダメなのかな?)写真もビデオも撮りました。
おまけに、終了後は 一緒に記念撮影までしてくれるサービスぶり。
僕 「2月の浅草公会堂にも行ってきたんですよ」
ちゆき嬢「えーーっ 本当ですかあ ありがとうございます!!」
僕 「ぜひ 金沢でもコンサートしてくださいよー」
ちゆき嬢「はい!! 絶対行きますううう!!!」
この日は「青春のたまり場」も歌ってくれました(ギター弾き語りじゃなく カラオケだったのがちょっと残念)
青春のたまり場(作詞:阿久悠、作曲:杉本真人)
純愛がぶつかれば 時に傷つけ
そのあとで悔いながら 泣いて詫びたり
かけがえのない時代 ともに過ごした
あの店も今月で 閉めるそうです
もう誰も希望など 語らなくなり
カサカサに乾いた 街は汚れて
青春のたまり場も 閑古鳥鳴き
マスターも苦笑い 見せるだけです
結ばれた人もおり 別れた人も
夢破れ 酒を飲み 荒んだ人も
夜明けまでただひとり 踊った人も
それもみな青春の ひとコマですね
いまはもうそれぞれが 人生送り
ふりかえることさえも めずらしくなり
色あせた思い出と わかっていても
この手紙どうしても おとどけします
歌で人の心をわしづかみにできる数少ない歌手ですね あさみちゆきは。
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