真の愛国者とは ＠ 忠義は忠義でも 市田忠義です

　最近　金沢の大通りに、右翼さんの街宣車が多いような気がする。

　で、前から不思議に思っているんだけど、右翼のみなさんが左翼（というか共産党）を「口撃」するのはわかるけど、なんでアメリカに批判の鉾先を向けないんだろうね。だって、この日本中にアメリカの軍事基地が置かれ、日本の女性や子供までもがアメリカ兵から繰り返し凌辱をうけ、米兵が飲酒運転で事故を起こし日本人を殺傷しても、日本の裁判にかけることもできないわけでしょう。

　本当の右翼なら「アメリカ軍は日本から出てゆけ」「日本は日本で守る」というべきと思うよ。そうしてこそ真の愛国者だと思う。

　2.26事件で処刑された昭和維新烈士の磯部浅一は、その獄中で、農村はじめ国民の惨状を憂え、天皇に対して『天皇陛下、何という御失政でありますか。何というザマです。国民の９割は貧苦にしなびて、おこる元気もないのでありますぞ。此のごとき不明を御重ね遊ばすと、神々の御いかりにふれますぞ』と天皇を叱っている。

　愛国心といえば、昨年の総選挙の時のラジオ番組で、「法人税を上げると、企業は外国に工場を移してしまうのではないか」との司会者の質問に対し、共産党の市田忠義書記局長が「富裕層に負担を増やせば海外に逃げて行くという話もありますが、海外に逃げようがない庶民に増税をかぶせて、税金を払うのが嫌で外国に逃げていくような愛国心の一かけらもないような人（会社）を守るという、こんな理不尽な政治を許してはならない」と発言していました。

　こういう人こそ、真の愛国者ですよね。だって「忠義」って名前からして　いかにも～って感じですよね

↓この人が　忠義さんです