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黒岩比佐子の伝えたかった 最後のメッセージ


 黒岩比佐子の名を知る人はそう多くないと思う。

 1958年 東京生まれノンフィクション作家である。彼女の名をメジャーにしたのは やはり、2008年刊行の、むのたけじへの 長年に渡るインタビューをまとめた岩波新書『戦争廃絶へ人間復活へ』であろう。

 このなかで、むの氏は 黒岩氏への信頼感からか、縦横無尽に語りつくしているね。ぜひ現物を読んでみてくださいね。

 ところが黒岩氏は その本を出した2年後の2010年に 52歳の若さで、すい臓がんのために他界した。

 彼女の ブログ は その死後も 彼女の支援者というか理解者によって書き続けられています。そのこと自体、彼女の生き方が、多くの人に「人間的影響力」を与え続けた証だろうね。

 そのブログで、生前の彼女自身は、『戦争廃絶へ人間復活へ』が評判になったのは、大変うれしいけど、やはり、自分自身の著作で、評価されたいと 正直に心情を吐露していました。たしかに、そうだろう。

 それにしても この 『見たものは見た といえる人生を』 も、僕が逝った後、どこかの飲ん兵衛か、更新し続けてくれないかなあ。

↓これがその岩波新書です


↓むの氏のサインが胸に迫るね


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