金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
『新選組血風録』を見て うれしい発見をした
正月休みは TVは面白くないし、かといって仕事に行くほどの元気はないので、ネットで昔のドラマを見ていた。これ、何よりいいのは、無料ってことですね。
で、1965年~1966年にかけて現在のテレビ朝日(当時はNET)で放送され『新選組血風録』を見ていました、全26話全部見ました。
このドラマがヒットしたので、70年代に入ってから『燃えよ剣』がカラーで制作されましたが、この『新選組血風録』はモノクロです。そして、妙にストーリーが情緒的です。なおかつ毎回のように「貧困(現代風に言えば)」がとりあげられています。まあそれが視聴者の共感を得ることができた時代だったんでしょうね。
で、ヒットのもうひとつの要因は、各々の隊士のキャラクターを際立させていることでしょうね。なのでストーリーとして面白いです。当時はすでに映画からテレビの時代になっていたんでしょうが、この『新選組血風録』は、映画的要素も色濃く残しています。それもまた、ヒットのもうひとつの要因でしょうか。
僕自身は『燃えよ剣』はリアリタイムで見てた記録がありますが、『新選組血風録』は全く記憶にありません。でも20年前に他界した父親がよく鼻歌で歌っていた歌が、この『新選組血風録』の主題歌だと はじめてわかりました。
そうか父さん、父さんは「佐幕派」だったんですね(笑)
それにしても、毎回毎回の斬り合いでたくさんの人が惨殺されるのを、当時は、一家団らんの炬燵に入って、ミカンをほおばりながら見てたんでしょうか。そいうのも含め「時代」を感じさせるドラマでした。
ところで、劇中の監察方の山崎烝、二枚目ですねええ。でもどこかで見た顔だと思ったら、「赤影」の俳優さんでした。これもまたもうひとつの発見でした。
新選組の旗は行く 春日八郎
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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確かにこの冒頭写真の髷は、医者ですね。失礼いたしました。「燃えよ剣」はカラー、「血風録」はモノクロと言うイメージだったので、そう書いてしまいました。
また拙ブログ 覗きに来てくださいまし。