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にし茶屋街『寿司 田むら』 本日閉店。 ありがとうございました。

 


 2月27日の北国新聞に 西茶屋街の寿司店『田むら』さんが 2月末で閉店するとの記事がでていました。いやあ~残念ですねえ。数回おじゃまさせて頂いただけですが、とても印象深いいい店でしたねえ。


 以前の記事はこちらです(4回目 3回目 2回目 1回目


 寿司がおいしいのはもちろんですが、店の雰囲気がよかったよね。これって一朝一夕にはできないし、また店側の努力だけでもできないよね。大将の、あのほんかわとした金沢弁が懐かしいですねえ。


 またひとつ 地元民に愛される金沢らしい店がなくなったね。


【以下は、北国新聞の2月27日朝刊の記事です】


にし茶屋街の名店に別れ 寿司「田むら」今月限り  
 金沢市野町2丁目のにし茶屋街にある寿司(すし)店「田むら」が、今月で営業を終える。前身の鮮魚店創業から約80年。店を切り盛りしてきた田村忠義さん(69)の高齢が理由で、芸妓(げいこ)や酔客の夜食、家族への土産を届け続けてきた茶屋街の名店は、惜しまれながらのれんを下ろす。田村さんは今後、福祉施設などで寿司を握って振る舞いたいとしている。
 田むらは、1994(平成6)年2月、元茶屋の空き店舗を利用して開業した。幼いころから父・仁太郎さんの家業を手伝い、茶屋にも食材を届けていた田村さんの店には、今も顔なじみの芸妓らが足しげく通う。40~50年前のにし茶屋街は芸妓が200人以上在籍し、黒塗りの高級車が並んで毎晩が祭りのような騒ぎだったという。そんな昔話に花を咲かせられるのも店の魅力だった。
 田村さんは県日中友好交流派遣団に同行して握りや巻きずしの実演を披露するなど、海外に和食文化を伝える活動も続けてきた。2011年には、東日本大震災の被災地の子ども約30人に寿司を振る舞い、子どもの笑顔や手紙、寄せ書きに奉仕活動の意義をあらためて知った。店を畳んだ後は、福祉施設などで寿司を振る舞うつもりだ。
 にし茶屋街を盛り上げてきた名店の廃業を惜しむ声は多い。閉店を知った常連客からは「辞めずに続けて」「田村さん一人の店じゃないのだから」との声が相次ぐ一方、最後に飾ってほしいとねぎらいの花も届いた。午前4時半に起床し、午後11時までの営業を20年続けた田村さんは「今までやってこられたのはみんなのおかげ。忙しかったが楽しかった。感謝、感謝です」と感慨深げに話した。

 

 

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