金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
ハイボールは昔からある 定番カクテルだったが・・
最近 サントリーの営業戦略が功を奏し、ハイボールが大人気。お寿司屋さんですら「ハイボールあります」の看板があるご時世ですね。
たしかに、とりわけ夏は 炭酸の甘くないアルコールがほしくなるね。酎ハイの甘みや味が苦手な人には、なおさら。ビールも炭酸系には違いないが、炭酸独特の口の中で泡がピチピチはじける爽快感は、ハイボールに軍配あがりますよね。
それにハイボールはビールほどグビグビ飲まなくていいので、腹が膨れるってこともなく、1杯あたりの単価も安いので、若者にも人気がある。
このハイボール、サントリーが開発した新しい飲み物と誤解される向きもあるけど、実は、昔からある飲み物だよね。さすがに今はそんなことないけど、3年前は、職場の飲み会でハイボールを注文すると、若い女子から「ハイボールって 何ですかあ」とよく聞かれたもんです。
だって、あの松本清張の名作『砂の器』(初出は1960年の新聞連載小説)で、主人公の和賀英良(懐かしの映画では加藤剛だったね)が、恩人の元警察官の三木謙一(緒方拳)と、蒲田駅前のトリスバーで飲んだのが「ハイボール」だったんだからね。
サントリーが推奨する「居酒屋で“とりあえずビール”にかわる乾杯用の飲み物」としては、ジョッキにいれて「グビグビ~プはあ~」となりますが
↓こんな感じ
しかし、カクテルとしてみるなら、ストレートなグラスに、氷なしの方が 似合うと思います。
今宵も、家で、せっせとハイボールを作って 一人でチビチビと飲んでます。
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