鱗町交差点には、80年代前半までは『ニュース ペーパー』という、アメリカンロック喫茶?みたいな店があったよね。そのお向かいの赤煉瓦のマンションの1階には『ウエストロード7℃』(今は タベルナガッパという人気イタリアンに)もあったね。
一番交差点の寄りの新堅よりの場所には 一時期「貸しレコード屋」もあったね。ここでクリームの『ホワイトルーム』借りたことあります。いまはクリームっていっても「それ何?」だろうけど・・(涙)
そしてその横には、『バナナ・ムーン』(バナナ・ビーチじゃないよ)っていう、いかにも70年代的な喫茶店もあった。
で、その思い出多き鱗町交差点の幸町側に『小料理 青木』があります。ここに、このような「小料理屋」があることは、20年以上前から知っていましたが、何分 看板の店名が あまりに達筆過ぎて読めませんでした。読めないので、電話帳で探しようもなく、行きたいと思いながらも、いつしか20年の月日が流れ・・・・
しかし、ネットの世界は便利なもんで、ついにその名が「青木」さんだと判明し、さっそく予約を入れ行ってきました。積年の思いが果たせて 感無量です。
店は、表の交差点側からも、裏の県の幸町庁舎側からも入れます。6~7人程度のカウンターと、4人掛け×2の小上がり席のみで、ご夫婦で切り盛り。店内は昭和の雰囲気漂ういい感じ。向田邦子の小説に出てきそう・・ なんてったってBGMは、ちあきなおみですよ くっ~~う 泣かせるねええ。。
この日は、
1、突き出し (もずく 甘エビの握り鮨 枝豆の白和え)
2、刺盛り (こぞくら、ひらめ バイ貝 赤西貝、烏賊、鯵)
3、野菜天ぷら 普通の野菜が こんなに美味しく揚がるなんて
4、地鶏串焼き 鶏のうまみ炸裂です
5、水茄子の糠漬け 生姜醤油なくても、そなままバクバクいけます
6、バイ貝のぬた 酢味噌がまたいい塩梅です
7、岩牡蠣 まるで海のステーキて感じの満足度
8、生ビール×8
一言で言うと 料理の「味」がいいです。決して繁華街ではないこの場所で 、したがって観光客などまず来ないであろうこの場所で、20年以上店を続けていること自体、多くの地元のファンに支えられている証ですよね
本日は、以上〆て、12000円でした。 ごちそうさまでした。また伺いますね。
↓「青木」と読める人は多くないよねえ
↓これが その「クリーム」です。かのE・クラプトンがいます
無効になってたら こちら だよ