金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
藤江南3丁目界隈 ~ 腕が光る小料理屋 @「魚菜 うお江」
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藤江は、金石街道を走り、県立工業の手前くらいの場所ですね。街道沿いにスーパーNALXがあります。ただし、このNALX,中心部から金石に車で向かう場合は、手前の建物の影になりまったく目立ちません。何度も通り過ぎてしまいました。
そのNALX横の路地に この小料理屋「うお江」さんがあります。ただし、これも、すぐ右隣の焼き肉屋さんがあまりに目立ちすぎるため、また、うお江さん自身も、看板などまったく出していないため、店はまったく目立ちません。これまた通り過ぎてしまいました(笑)。
でも、目立たない一番の理由は、このうお江さんが、いかにも「店舗」っていう建物ではなく、普通の民家を改築した店だからでしょう。目立たないというより、周辺の住宅街の町並みに、しっくり溶け込んでいるってことかな。だって、店の入り口からして、普通の家の玄関です。なので、靴を脱いで上がります。
右手に 5―6席程度のカウンターと板場、奥には掘り炬燵式のテーブル席が2つあるのみです。空間をゆったりと贅沢に使ってますねええ。大将が、自分の目の届く範囲の席数しかつくらなかったって感じです。
開店してそう長くないようで、店内はまだ新しく、すがすがしい空気が漂います。大将の腕が光る「日本料理」って感じで、大変おいしかったです。メニュー的には別に珍しい料理があるわけではなく、こうゆう和食の店の標準的な「お品書き」ですが、一つひとつの料理の完成度が高いというか、きちんと作られているって感じました。店の雰囲気は「居酒屋」ではなく、あくまで「日本料理店」です。
また場所がら「食べログで決めました!」という観光客や出張族がくることはないでしょう。堅実に、地元民に支持される店ですね。事実、僕らの隣では、普段着の年配のご夫婦がおいでになり、定食2つ(ランチメニューですね)とビール1本をたのんで、20分かそこらで「ごちそうさん}と言って帰ってゆきました。そんな店、いいなあ。
この日は、
刺身盛り合わせ2人前
飯蛸と若筍の炊き合わせ
山菜天ぷら
ホタルイカ酢
赤飯?と魚の炊き合わせた椀物
氷見うどん×2
生ビール×6
をいただき、〆て9600円でした。ごちそうさまでした。
↓清潔感だたよう店内
↓テーブル席のさりげな心遣い
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