goo

昨年逝った二人 藤本義一と小沢昭一 @『一生は短い 一日は長い』

 
 この本 横川のステキな“古本とCAFEの店”「金澤20世紀書房」さんで購入しました 

 昨年10月に藤本氏が、そして12月に小沢氏が鬼籍入りした。年齢は藤本氏が3歳年下だけど、まあ同時代「戦後焼け野原少年世代」ってとこでしょうか。

 片や大阪生まれの放送作家、片や東京生まれの俳優と、個性も芸もまったくちがいますが、どこか地下茎でむすびあっているような雰囲気を感じます。

 藤本氏の講演を一度だけ聴いたことがあります。1000人超集まった大きな集会の記念講演でした。TVで見るそのまんまの風貌と語り口でしたが、何を話したのかほとんど思えていません(笑)。ただ、憲法9条は守らないとあかんというようなことは話していました。政治的なスタンスはいろいろあっても、これは、この世代に共通する思いなんでしょうね。

 この本は、氏が雑誌で書き連ねた「わが人生」についてまとめたものです。この中で シナリオライターに関して、こんなことを書いてます。

 
  プロははじめからプロではない。プロは全員はじめはアマチュアなのだ。プロフェッショナルは、辛いこと、苦しいこと、いやなことを耐え得るエネルギーをもっているから、好きなことができる人であり、アマチュアは、この「辛」「苦」「嫌」を避けてしまうから、好きなことができなくなってしまう

 なるほどね。

 ちょっと角度と表現は違いますが、僕は 常々次の様に考えているんだけれどね・・

  お金を出して 好きなことをするのは 趣味
  好きなことをして、お金をもらうのが プロ
  好きでもないことをして お金をもらうのは 業務
 

 ってね。

   毎日の仕事が 業務になっていないか 自省する今日この頃です。。。。。。


  明日の日曜日 ブログ休ませていただきます
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 此花町界隈~... 移転前のラス... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。