金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
昨年逝った二人 藤本義一と小沢昭一 @『一生は短い 一日は長い』
この本 横川のステキな“古本とCAFEの店”「金澤20世紀書房」さんで購入しました
昨年10月に藤本氏が、そして12月に小沢氏が鬼籍入りした。年齢は藤本氏が3歳年下だけど、まあ同時代「戦後焼け野原少年世代」ってとこでしょうか。
片や大阪生まれの放送作家、片や東京生まれの俳優と、個性も芸もまったくちがいますが、どこか地下茎でむすびあっているような雰囲気を感じます。
藤本氏の講演を一度だけ聴いたことがあります。1000人超集まった大きな集会の記念講演でした。TVで見るそのまんまの風貌と語り口でしたが、何を話したのかほとんど思えていません(笑)。ただ、憲法9条は守らないとあかんというようなことは話していました。政治的なスタンスはいろいろあっても、これは、この世代に共通する思いなんでしょうね。
この本は、氏が雑誌で書き連ねた「わが人生」についてまとめたものです。この中で シナリオライターに関して、こんなことを書いてます。
プロははじめからプロではない。プロは全員はじめはアマチュアなのだ。プロフェッショナルは、辛いこと、苦しいこと、いやなことを耐え得るエネルギーをもっているから、好きなことができる人であり、アマチュアは、この「辛」「苦」「嫌」を避けてしまうから、好きなことができなくなってしまう
なるほどね。
ちょっと角度と表現は違いますが、僕は 常々次の様に考えているんだけれどね・・
お金を出して 好きなことをするのは 趣味
好きなことをして、お金をもらうのが プロ
好きでもないことをして お金をもらうのは 業務
ってね。
毎日の仕事が 業務になっていないか 自省する今日この頃です。。。。。。
明日の日曜日 ブログ休ませていただきます
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