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まさに「知の巨人」 @ 『新型コロナの科学』 黒木登志夫


 新型コロナは、石川県では「第3波」は収束しつつありますが、3月21日の関東圏の「宣言解除」を受け、怒涛のように観光客がやって来ています。

 もちろんこれはありがたいことですが、マスク、手洗いの励行、食事時に大声のおしゃべり、大人数での会食は、お互いにくれぐれも気を付けましょうね。

 たぶん世の中には「新型コロナ」に関する本はたくさん出版されているのでしょう。帯に登場する山中伸弥の推薦の言葉は「新型コロナ解析の集大成」という事ですが、確かにその通りですね。

 新型コロナについて、臨床、基礎、治療、予防、社会麺、政治面、哲学。文学面などなどあらゆる角度から、深い話を、分かりやすく書かれています。ほとんど加藤修一なみの「知の巨人」ですね。

 内容は以下の通りです

 序章   人類はパンデミックから生き残った
 第1章  新型コロナウイルスについて知る
 第2章  新型コロナ感染症を知る
 第3章  感染を数学で考える
 第4章  すべては武漢から始まった
 第5章  そして、パンデミックになった
 第6章  日本の新型コロナ
 第7章  日本はいかに対応したか
 第8章  世界はいかに対応したか
 第9章  新型コロナを診断する
 第10章 新型コロナを治療する
 第11章 新型コロナ感染を予防する
 第12章 新型コロナと戦う医療現場
 第13章 そして共生の未来へ

 最終章の「そして共生の未来へ」は、「ウイルスと人類の共生」という意味だけではく、コロナをめぐって差別され、分断され、格差拡大した、人類同士の「共生」への希望を語っているのだなと思いました。


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