金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
まさに「知の巨人」 @ 『新型コロナの科学』 黒木登志夫
新型コロナは、石川県では「第3波」は収束しつつありますが、3月21日の関東圏の「宣言解除」を受け、怒涛のように観光客がやって来ています。
もちろんこれはありがたいことですが、マスク、手洗いの励行、食事時に大声のおしゃべり、大人数での会食は、お互いにくれぐれも気を付けましょうね。
たぶん世の中には「新型コロナ」に関する本はたくさん出版されているのでしょう。帯に登場する山中伸弥の推薦の言葉は「新型コロナ解析の集大成」という事ですが、確かにその通りですね。
新型コロナについて、臨床、基礎、治療、予防、社会麺、政治面、哲学。文学面などなどあらゆる角度から、深い話を、分かりやすく書かれています。ほとんど加藤修一なみの「知の巨人」ですね。
内容は以下の通りです
序章 人類はパンデミックから生き残った
第1章 新型コロナウイルスについて知る
第2章 新型コロナ感染症を知る
第3章 感染を数学で考える
第4章 すべては武漢から始まった
第5章 そして、パンデミックになった
第6章 日本の新型コロナ
第7章 日本はいかに対応したか
第8章 世界はいかに対応したか
第9章 新型コロナを診断する
第10章 新型コロナを治療する
第11章 新型コロナ感染を予防する
第12章 新型コロナと戦う医療現場
第13章 そして共生の未来へ
最終章の「そして共生の未来へ」は、「ウイルスと人類の共生」という意味だけではく、コロナをめぐって差別され、分断され、格差拡大した、人類同士の「共生」への希望を語っているのだなと思いました。
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