雨のわさび平小屋にて

　今夏、新穂高温泉からわさび平小屋まで往復した。山登りというより「林道歩き」というべきだが、雨の往復は、日頃の鈍った身体に「喝～ッ」を入れるには十分であった。

　本当は、せめて鏡平往復をしたいところではあったが、さすがにこの年になると　無理は禁物だよね。せめて　笠ケ岳の稜線を仰ぎながら・・と期待したが　雨ではそれも叶わなかった。

　しかし、雨が幸いしたのか、わさび平小屋は　ほかの登山客はおらず、自分たちだけで小屋前のベンチ占有することができた。コンロでお湯を沸かし、サッポロ一番塩ラーメンをつくり、コーヒーを楽しんだ。やっぱり　山では味噌じゃなく塩だよね。


　小屋には、木をくりぬいた大きな水槽？があり、冷たい流水で果物を冷やしている。さすがに北アルプスでとれた果物ではないだろうが、乾いたのどを潤すにはいいかもしれない。僕らは食べなかったけど・・・

↓こんなかんじで　ぷかぷか～～


　小屋のお向かいを流れる川には「右：水場　左：洗場」と表示があるが、同じ川の上手か下手かというだけの違い。日本の山では、上流に民家がなければ、川の水を　グクゴク飲めるのが　普通だよね。

↓おいしそうな水が流れてるね～



　わずか半日の　プチ山歩きだったが、本格登山再開に向けたリハビリとしては　大満足だったよ。