金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
80年代に活躍した「五寸釘の歌姫」稲葉喜美子
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稲葉喜美子と聞いてピンとくる人は、今はもう誰もいないだろう。
80年代の初頭、暗~い歌の2大巨頭?として、中島みゆきとともに並び称された一時期もあったが、本人の健康問題(いかにもアル中って感じだったね)もあり、90年代以降 まったく音沙汰なしのままのシンガーソングライターである。1958年横浜生まれ。
そのころはHNKのFMで 祝日に夕方にいろんなアーチストのスタジオライブを、60分番組で放送していた。たぶん1982年~1985年くらいかな。
その日、たまたまFMを聞いていた僕は ぶったまげたね。こいつは一体なに者なんだあ。こんなきれいな声で 人の心に五寸釘を打ち込むような歌を歌いやがる・・。
就職して、学生時代の4畳半から、6畳+4畳半のアパートに移ったばかりのころだった。仕事にも人間関係にも さまざまな葛藤があった。祝日の夕方は なぜか寂しく悶々としていた。だからなおさら、稲葉喜美子の音楽が心に沁みたんね。
たまたまその番組をカセットテープに録音していた僕は、その後 いったい何度 そのテープをきいたことでしょう・・。今となっては貴重な音源だね。
↓稲葉のかくれた名曲「電話」 曲の最後に大ドンデン返しあり
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