金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
東山2丁目界隈 ~ 『ニの字』の ディープな夜
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この「ニの字」さん 以前は尾山神社の前にありましたよね。15年前くらいに一度だけ伺ったことがあります。そのニの字が東山に移転して数年経過。ようやく伺うことができました。東山といっても茶屋街がある1丁目ではなく、その北側の2丁目です。その普通の住宅街の中に、ぽつんと、赤い「酒」のまんまる提灯が目印です。
店内に入ると。。。いや~この雰囲気、言葉では表現できないですね。まるで竹久夢二の絵から飛び出てきたような着物姿の女性と普段着の女性の妙齢の姉妹で切り盛りされておられます。L字型のカウンター上はもう少し整理整頓した方がいいような気もしますが、ろうそくの明かりがメインの店は、ほかのどこにもにもない独特の世界ですね。しかもBGMはサティ-です。終始夢の中にいるような気持になります。まさに「アナザーサイドオブ東山」ともいうべき、ディープな夜です。というか夜のデイサービスというべきか・・・
この店の前の道をまっすぐ進むと 蓮昌寺という寺に突き当たります。その寺の涅槃団子もサービスしていただきました。米粉の餅なのですが、一見するとマーブルチョコみたいです。このお団子のありがたいいわれも ご姉妹から教えていただきました。
この日は、日本酒×1、赤ワイン×1、突出しは煮込みみたいなものだったかなあ、入店の時点でかなり酔っていたので、よく覚えていません。会計は5500円でしたあ。金沢の「東山文化」の奥深さを知ることができました。また伺いますね。
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