「うまい！ 安い！」 ＠ 昭和然とした 穴場な名店 『文明寿司』

　文明寿司さんに１５年ぶりくらいに伺いました。場所は南町と三社を結ぶ新しい通りの、三社寄りにある「芳斉１丁目」の信号あたりですね。冒頭写真の通り、「ザ・昭和」という感じの渋い佇まいです。店の左側の黄色い外壁の部分は「やんばる」という沖縄料理の店です。

　先客はおじさん二人組です。まだ１９時過ぎですが、かなり出来上がっていますね。いい光景です。まだ空が青ってぽい時間から酔っ払うって、あこがれます。店内は、１５年前のままで、雑然としています。でもそういう雰囲気、ボク嫌いじゃないですよ。

　壁には手書きの「女乳」が張り出されています。１１０円から最高値でも５５０円です。「女乳」と書いてメニューと読ませるのですが、昭和の時代ならいざ知らず、今の御代では、完璧にＮＧですよね（笑）。

　そのメニューにはないですが、ネタケースにでっかい栄螺があったので、刺身にしてもらいました。あとキリンの瓶ビールね。サザエの刺身は予想以上の新鮮さで大変おいしかったのですが、一緒にだしてくれた「さざえのキモの酢の物」がまた秀逸でした。こんなにおいしく肝をいただいたのは、ひさしぶりです。これは期待持てそうです。

　あとは、平目、鯵、がんど、さわら、蝦蛄、赤貝の握りを続けざまにオーダー、各ネタとも２貫なので都合１２貫です。でもここの店のシャリは小さめで、ネタも小さいというか「薄い」ので、まだまだばくばく食べれそうです。

　この握り寿司が「小さくて薄い」というのは、酒呑みにとっては好都合です。だって次々といろんなネタの寿司をつまんで、酒をグビグビいけるからね。

　今日は、栄螺の刺身×１、寿司×１２、瓶ビール×１で　３４００円（税込）でした。確かに店の看板通り「安くて美味い」です。なんか週１で来てしまいそう・・・。








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