忘れた傘が返ってきた ＠ 「ＪＲ金沢駅 お忘れ物センター」

 

　あるの雨の日、ＪＲ金沢駅から電車に乗りました。降車駅が近づいて、降りる準備をはじめたら、「うん？？　何か違うなああ」とちょっとした違和感。

　「そうだ、傘がない！！」「車の中に置き忘れたか？いやいや駅まで確かさしていたぞ。うーーん　どこで置き忘れたのか思い出せない・・・」「あっ　券売機で財布を取りだす際に、傘をわきに置いて、そのまま電車に乗ってしまったんだ」と　傘を忘れた場所を「特定」するまで、３分かかりました。

　まあ思い出せるだけでもまだいいほうですが・・。傘を忘れたこと自体を忘れるようになるとマズイですよねえ。

　で、翌日、金沢駅の「忘れ物係」に電話。「傘の特徴を仰ってください」「色は何色で、柄の部分のは◯色、折り畳ではなくワンタッチで開くやつ」などなど答えました。「かしこまりました、今検索してみます」。待つことしばし、ぴったり一致する傘がヒットしました。

　なるほど、忘れ物の現物を目で探すんじゃなく、遺失物取得の現場でデーター化されて、それをパソコンで探すんですね。たしかにそうしなけりゃ取集つかないですよね。

　忘れた傘、いささか思い出のある傘で、なくすわけにも捨てるわけにもいかないんです。

　ＪＲさん、本当にありがとうございました。