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富山駅前の裏路地 ~ コップ酒の大衆酒場「親爺」

 


 富山での仕事が終わった後、駅前の「とんぺい」さんのすぐ近くにある「親爺」に伺いました。極めてわかりやすい店名で、自分もこういう名の店で ひとり飲むにふさわしい年になったと 妙に納得して? 暖簾をくぐりました。

 右手が厨房とカウンター 奥(2階?)には座敷がある模様。正真正銘の親爺さんと内儀さんと その息子さんかな?あと数人のスタッフ。店の雰囲気からして 由緒正しい大衆酒場ですね。

 「熱燗2合」を注文すると、「すいません うちはコップ酒なんで・・」とのこと。では、まず1杯をお願いしました。すると親父さんが、カウンターにコップを置き、使い込んだ大きめのちろりで、なみなみと、表面張力の限界一歩手前まで注ぎ込んでくれました。コップの下に 気取って受け皿や枡などをおかないところがまた、いかにも「大衆」酒場の面目躍如だね

 コップは小さめで 1合ではなく 7勺ってとこかな。でもその小ぶりで厚めのコップが、かえって大衆酒場の雰囲気を盛り上げてますね。しかも1杯350円。いいねー。

 突き出しは なめこおろし(300円)で、かなり酸味を利かせてるので、酒に合う合う。つまみはバイ貝の煮付け(600円)を注文。かなり大き目のバイが、3個のやってきましたあ。うまい。思わず熱燗をおかわりしてしまいました。

 飲み助が好きそうなメニューに絞ってるためか、お品書きの品揃えはむしろ少なめ。また刺身盛り合わせは1800円。なので、あんまりファミリー客や観光客むけではないかな。

 その名の通り「親爺の親爺による親爺のための大衆酒場」でした。また富山に行く際は お邪魔しますね。
 
 

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 聴きに行けな... 今は懐かしい... »
 
コメント
 
 
 
Unknown (ティコティコ)
2011-11-13 15:18:56
『小ぶりで厚めのコップが、かえって大衆酒場の雰囲気を…』

旅先でいい雰囲気の店でしみじみと飲む酒は美味いでしょね~

富山去年行きましたがこの店は知りませんでした、次回はこんな店でゆっくりと旅情をかみ締めたいです。

東京下町で散歩酒のブログ ↓ を書いています。

http://blogs.yahoo.co.jp/hanakoparis/MYBLOG/yblog.html

これからも、どうぞ宜しくお願いします。
 
 
 
ありがとう (ku129)
2011-11-13 17:56:49
コメントメールありがとうございました。

最近は コップ酒の店もすくなくなりましたよね

ティコティコさんの「東京下町居酒屋放浪記」拝見しました。本格的ブログですねえ!!。しかも、写真がとても美しい!!

 上京の際は ぜひ紹介された店に伺いたいと思います。

 これからもよろしくお願いいたします
 
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