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暑くても 何より自由だった 学生時代

 

 

 北陸地方も梅雨入りしました。いかにも梅雨らしい湿った空気が街に充満しています。空気にしめりけが多いと、夕日が一層綺麗になるって 誰かが言っていたけど、たしかに6月11日(日)の夕焼けもきれいでしたね。

 

 学生の頃、夏休みは7月10日から9月10日迄と決まっていました。なので、梅雨入りする頃になると「うおおおおおお~ もう少しで夏休みじゃ~」と楽しみにしていたものです。まあ実際にはあと1ケ月近くはあるんだけどね。

 

 毎年夏休みになってもすぐには帰省せず、だらだらとした夏を過ごしていました。エアコンはもちろん、扇風機すらなかった下宿の部屋は、もちろん暑かったのですが、下宿は犀川に近かったので、窓をあけると川の流れる音が、かすかに聞こえてきました。川音とうちわが唯一の暑さ対策でしたね。

 

 でも暑かったけど、「24時間何をしても自由」という「精神の自由」(と当時は思っていた)が何よりも大切でした。もう50年近く前の話です。

 

 

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