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競争 と 団結は 両立する


 最近は メンタルヘルスも定着し、会社で職員の指導も「コーチング」という手法も導入されるようになってきた。それに異論はないのだけれど、新人時代は怒鳴られながら育てられた「ラスト・ジェネレーション」である僕らとしては、なんか妙に周りくどい、奥歯に物のはさまった言い方にいまだになじめない。

 「~~した方がいいかもしれませんね」というような「かもしれない症候群」。職員が明らかに間違ったことをしているのに、ズバリ「○○君 それは違うよ」と言わず(言えず)「○○君、~~したほうがいいかもしれないね」と、断定を避けるいい方があふれていないですか。

 テレビのアナウンサーも「かもしれません」と言い始めているね。たとえば天気予報で、「明日は降水確率が70%」というような時、「傘を持って出かけ方がいいでしょう」ではなく「傘を持って出かけた方がいいかもしれません」と言うようになっている。断定的な言い方をすると 視聴者から苦情が来るのかな?

 最近、新聞に前進座80周年ということで、中村梅之助さんが 次のように言っていた。

   力をつけろ
   競争しなくっちゃ
   追い抜け
   ただし、蹴落とすな
   ひっぱり上げろ
   団結しろ

  やっぱり「競争」と「団結」は両立できるんだね。みんな 苦しさを乗り越えられたからこそ、結びつくことができるんだね。正面からキチンと向き合える関係づくりって しんどいけど 大切だよね
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