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スタッフ募集のコピーが笑える @ 南新保 『横浜家系 魂心家』




 「8号線沿いに魂心家という横浜家系らーめんの店があってね、そのスタッフ募集の看板のコピーがおもしろいよ。週替わり?で替わるし。ほらあのクルクルよく店が替わるあそこよ」と知人から教えられた。金沢家系探検隊長を自任する小生としては早速行ってきました。

 小生、てっきり「ゆめの湯」の前の黄色い店かと思って向かったのですが、ここは今もなお「博多ラーメン」で健全経営中でした。そのまま富山方面にしばらく進み、「南新保西」の信号のとろこにありました。派手な外装です。確かにこの場所、よく店が変わってますよね。

 「助さん 拡さん お願いします。正社員募集」と大きな看板があります。なかなかひねってますね。確かにおもしろい。おじさんとしては「水戸黄門の “かくさん”は、拡さんではなく、格さんなんだけどなあ」と突っ込みたくなります。

 でも店長さんの名前が「拡一」さんだからなのかもしれません。というか今の若者は「水戸黄門」なんてそもそも知らないよね。おそらく 今はSNSの「かくさんしてください」のため「拡さん」と思ってしまうのだと思います。

 まあ ラーメンが美味しければ、何の問題もありませんです。

 発券機で「らーめん(600円)」を購入、発券機には各々のラーメンのボタンに「味噌、塩、醤油」と案内があります。

 「うーん 横浜家系って味噌味ってあったっけ?」と訝しがりながらお姉さんに食券を渡すと、予想通り「お味は 塩、醤油、味噌いかがいたしましょう」と聞いてきます。「横浜家系を食べたいのですが」とお願いすると「家系だったらやぱり醤油っすよね」と宣言されます。「じゃそれでお願いしましす。あと、固め 濃いめ 少な目で」と僕。

 出て来たラーメンは下のとおり。一口すするまでもなく、見ただけで、神宮寺の『吟とん』系とわかります。甘いスープです。刻み生姜のみというのも「吟とん」と同じですね。

 カウンターの薬味の生姜は「刻み生姜」しかなかったので、「すみません。刷りおろし生姜はありませんか」と聞くと、「あっ それはありません」とキッパリ。刷りおろしは、スープにショウガが溶け込むので、さらに美味しく感じるけど、刻み生姜では、スープとは混ざり合わず、口の中で嚙んだときに生姜度味だけがドバ―と口いっぱいに広がりますよね。ゼロか100か。おじさんとしては中庸がいいんだけどなあ

 ご馳走さまでした。大箱で深夜営業もされているので、固定客はたくさんつくと思います。末永くここで経営してほしいですね。



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