異なる考えにも 学ぶべきことは多い ＠ 北尾吉孝『何のために働くのか』

 

　僕は、いわゆるビジネス書は読まない。

　理由は　読んでも「ふーん」としか感想が残らないから。そんな、実業界の世渡りのハウツーより、人間にとってもっともっと大切なものがたくさんある…そう　ずっと思っていた。

 

　ところが、ひょんなことから北尾吉孝氏の『何のために働くのか』を読んだ。北尾氏は１０年前に、ニッポン放送とホリエモンの間の一件の時、ホワイトナイトとして名乗りを上げた人だね。

　本内容は「あら、まあ」と思う点も少なくないが、中国の古典をもっと日本人は学ばなくっちゃならんという点は、大賛成。意識するとしないとにかかわらず、中国古典の思想って、２１世紀になっても、日本人の行動規範に　深く影響してるよね。

　それから　自分の親を大切にしないヤツは　仕事でも大成しないという指摘。うーん　反省することしきり・・・

　騙されたと思って　一読を