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森山2丁目界隈~いつまでも「この町の寿司屋」でいてね @『恵比須寿司』


 この森山2丁目は、馬場幼稚園のある「森山北交差点」から、森山小学校(馬場小学校は別の学校ね)のあたりにかけての古い街ですね。元町との境は、彦三方面から伸びてきた大通りがあますが、それを一本、東山方面に入ったところに、たぶん旧北国街道の名残りと思いますが、いい感じの落ち着いた昔ながらの通りがあります。

 その森山北交差点そばにある「恵比須寿司」さんに、ほぼ約30年ぶりに伺いました。学校を出て就職した当時、アパートがこの界隈にありました。友人たちと、毎週のようにこの寿司屋に来てましたね。安くてておいしかったあ。美味かったと言っても、「薄給の新人サラリーマンの舌にとっては」ということですが・・・。いかつい感じの大将と、キリッとした感じの女将さんで切り盛りされていました。

 30年ぶりに伺ったこの日、戸をあけて入店すると、女将さんの「いらっしゃーい」の元気な声。おおー女将さん!今も元気に店に出られてるんですね。さすがに大将は代替わりして、イケメンの若大将でした。きっと息子さんですね。

 店内は 30年前とまったくかわりません。カウンターの後ろに4人テーブルの小上がり。奥の座敷では、4世代くらの大家族の宴会で盛り上がっていました。 いやーこの雰囲気、なつかしいなあ。テレビがカウンター左端の上にあるので、カウンターは右側に座らないと、首が痛くなります。ヤクルトのホーナーが、1試合3ホーマー打つのも、このカウンターで見たような・・。

 この店、あくまで地元の人のため寿司屋ですね。地元の家族連れや、会社の小宴会で、安くおいしく飲んで寿司食べるって店です。観光客用ではまったくありません。別に「究極の寿司」が出るわけでもありません。「普段着の普通においしい寿司屋さん」です。

 ここから、徒歩7~8分の距離に東山1丁目があり、ここはフレンチやイタリアンの店も、次々に出店してますよね。ここの寿司を食べるためだけに飛行機でやってくるという「名店」もありますよねえ。新幹線ができると、今以上に観光客が、東山にやって来るだろうねえ。

 でも、この恵比須寿司さんがある森山界隈、昔ながらの風情のままでいてほしいですね。この店の裏あたりから始まる、森山小前の通りの昔ながらの雰囲気、いつまでも大切にしてほしいです。そしてそんな町で、「地元に愛される店」であり続けてほしいですね。

↓昭和の香り漂う 森山2丁目の通り
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