goo

蜷川さんとニナ貝 @『洛陽に吼ゆ』蜷川虎三回顧録

 

 

 最近、大阪の橋下さんのニュースは かつてほど報道されなくなったね。とりわけ先月の堺市長選以後は、各マスコミも冷静な報道に、少しだけ近づいたような気もします。


 そんななか、この『洛陽に吼ゆ~蜷川虎三回顧録』を読みました。まあ7期28年にわたり京都府知事を担ってきたこの人に対しては、その立場によって賛否両論は当然あるでしょう。しかし、不出世の人間的魅力に溢れた人物であることは、保革を問わず一致するところでしょうね。


 実は、蜷川さんも、京都府と京都市の「二重行政」には、「なんとかならないものか」と思っていたそうです。特に市が府の半分を占める京都では、なおさらでしょうね。しかし、蜷川さんは、あくまで府民、市民の立場でこの問題に当たろうとしました。そこが今の「政治家」と違うところですね。


 ところで、蜷川の「蜷」って いわゆる「ニナ貝」のことだと初めて気がつきました。

 先日、能登に行った帰り、西山パーキングの魚屋さんで、塩茹でではなく、生の生きたニナ貝(ご当地では シタダミですね)を売っていました。何匹か水槽から「脱走中」でした(笑)。


      ↓ニナ貝(この写真は、某HPからの借用です)
 


 この本読んで、蜷川さんは、実は蜷貝みたいに 愛嬌いっぱいの人物だったんだなあと実感しました。

 

 

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 根っからの ... 森山2丁目界... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。