金沢に暮らし始めて40数年.。この街で「見たものは、見た」。最近は「軒端に冬の山晴れて見ゆ」って心境に。
金沢暮らしの日々 ~努力は時々 報われる~
宇野気界隈~ 食事処として最高な鮨屋 @『松の』
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宇野気にある全国的に超有名な鮨屋『松の』さんに、ほぼ1年ぶりに伺いました。
この店、土日は予約なしでは入店不可能です。全国から客が押し寄せます。しかし予約は3人以上じゃないと受けてくれないので、一人または二人で行くときは だめもとで突撃するしかないです。そしてしばしば玉砕します。。
そんな10月のある平日のたそがれ時、能登での仕事の帰りに、夜の部の開店時間17時ちょうどに滑り込みました。この店、何が有名かといって、デカネタで有名なのです。というと、なんか「きわもの」のような思われるかも知れませんが、鮨屋としては極めてまっとうです。店は清潔感にあふれ、値段も安く、魚はうまいです。
カウンターの端のテレビの真下に座りました。なので、テレビの音は聞こえますが、画像は見えません。以前はあった「盛り合せ 1600円」はメニューから消え「にぎり2000円、上にぎり3000円、特上4000円」の3種類のみでした。シンプルかつ良心的価格設定です(いずれも税別)。
ほんじゃ今日は、にぎりにしましょうか。若き二代目が握ってくださいました。相変わらずのデカネタです。まるで団扇のような切り身の下に、小さな米粒のかたまりが恥ずかしそうに隠れているって感じ。つまむとネタとシャリがすぐに分離、しゃりもまた四分五裂します。でも魚自体はイキがよく、普通はこんなでかい魚の切り身を食べると口の中が生臭くなりますが、ここの魚は全くそんなことありません。魚ってこんなにおいしいものだったんだと再認識すること間違いなしです
しかし、いつも思うことは、なぜか「鮨を食べた」という満足感がないんです。「魚はおいしかった」のは断言できますよ。これなぜでしょうねえ。とにかく「お食事処」としてはサイコーな店であることは間違いありません。しかし、何かが違うなあという違和感を持って今日も店を後にしたのでした。
「だったら行くなよ」という声が聞こえてきそうですが・・・。でもまた行くと思います。
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